広島・新井監督 拙攻、拙攻、また拙攻…今期14度目逆転負けで3位転落 勝率5割に逆戻り

[ 2025年6月28日 05:45 ]

セ・リーグ   広島2―3中日 ( 2025年6月27日    バンテリンD )

<中・広>7回、リクエスト失敗後に審判に説明を求める新井監督(中央)(撮影・椎名 航)
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 広島は27日、リーグ戦再開となった中日戦に逆転負けし連勝は2でストップした。1点を追う4回以降、得点圏に3度走者を置きながら1本が出ず。相手を上回る12安打も、拙攻の連続で2得点に終わった。勝率5割に逆戻りし3位後退も、新井貴浩監督(48)は「(野手の)内容もいいので継続していきたい」と再進撃へ自信を見せた。

 敵地・バンテリンドームで昨年8月28日以来、6試合ぶりに2桁12安打を記録しながら拙攻、拙攻、また拙攻で2点止まり。新井監督は敗戦を受け止め、再進撃に向け必死に前を向いた。

 「安打も出ているし、しっかり振れている、捉えている打者が多い。内容もいいので継続していきたい」

 0―1の2回2死二塁、3試合ぶりに7番に昇格した菊池が5月5日以来となる適時打で同点とすると、3回は1死からの3連打で満塁としモンテロが左犠飛。15日の日本ハム戦以来、7試合ぶりの打点で一時は勝ち越したが、逆転を許した直後の4回から歯車が狂った。2死から矢野、森下の連打で一、二塁も大盛が遊飛。6回2死二塁では矢野が空振り三振に倒れた。

 大きく流れを失う結果となったのが7回だ。先頭の代打・中村奨が左前打。ベンチも盛り上がる中で代走・羽月を送り、機動力を絡めて3点目を奪いにいったが、続く大盛の打席で、まさかのけん制死。「僕が戻ったところに(ボスラーの)足があった。いろんな思いはあるが、結果的に僕のミスで試合に負けてしまったので申し訳ない」。背番号00は悔しさをにじませた。一塁手・ボスラーの右足が、帰塁しようと頭から突っ込んだ羽月を妨害しているようにも見えたが、リプレー検証でも判定は覆らず。新井監督は言う。

 「ちょっとそういう(妨害している)ふうに見えた。ボスラーの足がベースの前にあったように見えたから、リクエストが終わった後に、福家さん(責任審判)にちょっと確認した。“それも確認した上でアウトです”ということだった」

 8回も先頭のモンテロが中前打も、坂倉の捉えた飛球は右翼手・上林の正面を突いた。続く末包は空振り三振。盗塁に成功した代走・久保を二塁に置いた菊池が三ゴロに倒れると、反撃を信じて声援を送っていた左翼スタンドは大きなため息に包まれた。
 今季14度目の逆転負けで交流戦後のリーグ戦再開は22年から4連敗。勝率5割に逆戻りしたが、28日の一戦で仕切りなおす。 (長谷川 凡記)

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