ソフトバンク 絶好調の左腕モイネロにインタビュー「大きな目標で言えば沢村賞」

[ 2025年6月25日 06:00 ]

インタビューで思いを語るソフトバンクのモイネロ(撮影・岡田 丈靖)
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 17日に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした、ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)が本紙の単独インタビューに応じた。先発転向2年目の今季も圧巻の投球を連発。交流戦では18試合制となった15年以降最多の37奪三振をマークした。来季からは外国人枠から外れて出場可能となる左腕が大目標に掲げるのは、先発投手最高の栄誉である沢村賞。趣味や好きな日本食など素顔ものぞかせた。

 ――先日、国内FA権を取得した。長く日本で活躍した証明でもありホークスファンも喜んでいる。
 「プロ野球の世界に長くいられること自体が難しいと思うので、自分がそれだけできたことは運にも恵まれていたと思うし、やっぱりうれしいですね」

 ――21歳でキューバから日本に渡り、成功をつかんだ要因は?
 「日本に行くことが決まった時から、しっかり努力をするという気持ちを強く持っていました。家族と離れたりといったこともありましたが、その努力を続けられたことが、良い結果につながったと思います」

 ――日本の好きなところは?
 「凄く静かで落ち着いていて、季節によって桜がきれいだったり、素晴らしいビーチがあったり。それに食べ物がおいしい」

 ――最近お気に入りの食べ物は。
 「何でもおいしいですが、刺し身が全体的に好きですし、ラーメンも好きです。最近はギョーザも気に入ってます」

 ――「博多一口ギョーザ」が好き?
 「そう!小さい、よく焼きの一口ギョーザで。お肉多めが好きですね(笑い)」

 ――釣り好きでも知られるが、釣っておいしかった日本の魚は。
 「イサキ、それにあれは…アコウ。(アコウは)揚げたりとかしておいしかったですよ(笑い)」

 ――野球の話に戻ると交流戦では6日のヤクルト戦(神宮)で18奪三振。あと1つで日本記録だった。
 「あの試合は三振のことは特に考えてなくて。いかに走者を出さず、しっかり無失点で1イニングずついくかということを意識してました。試合も2―0でホームランを打たれたら逆転につながるような点差でしたしね。ゼロを重ねていくつもりでした」

 ――あの試合は8回で降板。試合後には記録よりもシーズンを通してより良いコンディションで投げる重要性を口にしていた。
 「シーズン最後の試合だったり、点差が離れていたりしたらいいのかもしれません。あの試合の場合は投げない方が良かったと自分でも思っています。常に良い状態を維持して、コンスタントに良い投球ができること。それが一番大事だと思っています」

 ――最後に日本での夢、成し遂げたい目標について聞きたい。
 「大きな目標で言えば沢村賞という賞が投手にはあるので。自分がキャリアを終えるまでには獲りたい賞だと思っています。まずはしっかり一試合一試合チームが勝てるように意識しています。今の自分が獲得できた良い環境だったりを失わないためにも、高いモチベーションで投げられるように常に心がけています」

 ○…キューバから来日して文化の違いで最も驚いたことは「時間が正確なこと」だという。練習開始、バスの出発など「全部において時間通りに動くのが印象的でした」と振り返る。意識して時間に遅れないように努力している。「今でも(集合時間などが)午前とかだと少し怖くて、早めに起きて遅れないようにしてたりはしますね」。陽気な助っ人にはそんな真面目な一面もある。

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