大谷翔平 右肩死球の影響感じさせず4戦ぶり適時打 3出塁の活躍で連敗阻止 23日は予定通り先発登板へ

[ 2025年6月21日 13:54 ]

ナ・リーグ   ドジャース6―5ナショナルズ ( 2025年6月20日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ナショナルズ>試合中、ベンチで山本(右)と談笑するドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)は20日(日本時間21日)、本拠でのナショナルズ戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で2試合連続安打とする右前適時打を放った。打点は4試合ぶり。安打はこの1本だけに終わったが、2四球も選んで3出塁の活躍でチームの6―5の勝利に貢献した。ナ・リーグ西地区2位のジャイアンツは敗れたため、ゲーム差は今季最大タイとなる4.5ゲーム差とした。

 3―1で迎えた4回2死二塁の場面。今季ナ・リーグ最多奪三振を誇るナショナルズの先発左腕ゴアとこの試合3度目の対戦で、初球が捕逸となり、ランナーが三塁に進んだ。1ボールから2球目の95.8マイル(約154.2キロ)速球が甘く入ると、大谷は見逃さずに捉えて一、二塁間を破った。打球速度は82.7マイル(約133.1キロ)と当たりは良くなかったが、しぶとく二塁手の脇を抜いた。

 先発左腕カーショーは5回5安打2失点で今季3勝目。9回は抑えの左腕スコットが一発を浴びて1点差に迫られたが、逃げ切った。試合後、大谷はハイタッチの列に加わって山本由伸らと笑顔を見せていた。午後9時54分に試合が終わると、大谷は11分後の午後10時5分には報道陣に「お疲れした~!」とあいさつし、帰途に就いた。

 19日のパドレス戦では13打席ぶりの安打をマーク。一方でタティスへの死球の“報復”として大谷も右肩付近に死球を受け、両軍指揮官が退場となる大荒れの試合展開となった。一夜明けたこの日は両指揮官に1試合の出場停止処分、大谷に当てた守護神素アレスは3試合の出場停止(控訴中)と罰金が科された。

 大荒れの展開の中で、死球を受けた大谷が殺気立つ自軍ナインを「来るな」とばかりに手を上げて制止。大谷のジェスチャーで冷静さを取り戻し最悪の事態は免れた。その後はパドレスベンチにいた元同僚イグレシアスに笑顔で駆け寄ったり、一塁上でもアラエスと握手するなど、殺伐とした空気を必死になだめた姿勢に称賛の声が相次いだ。

 22日(同23日)のナショナルズ戦で復帰後2試合目となる先発予定の大谷は、この日の試合前練習でブルペン入り。キャッチボール後にブルペンで捕手を座らせて変化球を交え20球を投じた。前日のパドレス戦で右肩付近に死球を受け、影響が懸念されたが、デーブ・ロバーツ監督は試合前に「今日はもともとブルペンの予定でした。最後まで投げ切れたことはポジティブですし、日曜の登板にも問題ないと思います」と明かした。

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