ソフトバンク・近藤 小久保監督の助言効いた!!今季1号&逆転口火二塁打「いい部分を次につなげていく」

[ 2025年6月16日 06:00 ]

交流戦   ソフトバンク4-3DeNA ( 2025年6月15日    みずほペイペイ )

<ソ・D(3)>4回、先制2ランを放った近藤はナインの出迎えに笑顔(撮影・岡田 丈靖)
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 待望1号!ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が15日、DeNA戦で今季初アーチを含む2安打2打点と活躍した。4回に右越え先制2ラン。腰の手術を受けて長期離脱があり、今季81打席目、チーム62試合目でようやく一発が出た。2―3の8回には先頭で二塁打を放ち、逆転の足がかりをつくった。チームは3連勝で今季最多を更新する貯金5。交流戦8勝3敗1分けで首位をキープした。

 お待たせの今季1号に加え、逆転の口火を切る二塁打。強打の近藤が戻ってきた。

 「まだ“打った~”より“まぐれだな”って感じの方が大きい。気持ち的には良かったですけど。このまま試行錯誤を続けて次につなげていきたいです」

 打席での粘りが増してきたのが、復調の証だ。2―3の8回に迎えた4打席目。先頭で剛腕・ウィックと対した。カウント1―1から4球ファウルで粘った後の7球目のカーブを捉えて、右翼フェンス直撃の二塁打。無死二、三塁から秋広の中前打で同点のホームを踏んだ。2―2の6回無死一塁での3打席目でもフルカウントからの7球目を見極めて四球で出塁していた。

 待望のアーチもフルカウントから飛び出した。「本当に久しぶりだったので、思わずガッツポーズしてました」。0―0の4回1死一塁。先発・石田裕の6球目、真ん中高め146キロ直球を強振する。打球が右翼スタンドに届く前に両拳を握って喜び、ダイヤモンドをゆっくりと笑顔で一周した。

 10日の巨人戦以来のマルチ2安打で2打点の活躍。安打は3試合ぶり、打点は5試合ぶりだった。開幕直後から腰のけがで約2カ月も戦列を離れ、5月下旬に復帰し、1日の楽天戦からは不振の山川に代わって4番に座っているが本調子ではない。「腰の痛みはないけど怖がったり、しっかり振ろうとした時にびびったり、球を逃したり」。自身2度目の腰の手術の影響は脳内に残っていた。苦しむ昨季MVPに前日14日、小久保監督が今季初めて打撃について話しかけた。

 指揮官も現役時代に腰の負傷を経て復帰した経験があった。助言を受けた近藤は「普段しない打ち方のアドバイスや腰が使えてない時の引き出しを少し話してくれた」と感謝した。天才打者はさっそく実践し、翌日すぐに結果を出した。

 近藤に“らしさ”が戻り、チームは交流戦2度目の同一カード3連勝。貯金を今季最多5とした。小久保監督は「今日の全ては今後に生きる内容でしたね」とさらなる活躍を期待し、近藤は「もう離脱するわけにはいかないし、いい部分を次につなげていかないといけない」と言った。もがきなら主軸の仕事を果たしていく。(井上 満夫)

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