日本ハム・北山が14K!ヤクルトに雪辱1勝 2戦連続サヨナラ被弾から3年…パ防御率トップに

[ 2025年6月13日 06:00 ]

交流戦   日本ハム6-1ヤクルト ( 2025年6月12日    エスコンF )

<日・ヤ>ファンの声援に応える投打のヒーローの五十幡(左)と北山(撮影・高橋 茂夫) 
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 あの時から、一歩ずつ成長してきた。3年前の22年5月24日と25日。日本ハム・北山は、神宮でのヤクルト戦で2戦連続でサヨナラ被弾した。悔しさを味わった相手と、その時以来の対戦で鮮やかなリベンジを果たした。

 「あれは自分の中で大きな経験になっている。あの日から3年たって、より成長した姿だったり、あの経験を無駄にしてないところを証明したかった」

 初回は味方の失策で1失点したが、崩れなかった。最速153キロの直球と、調整期間中に覚えた落差の少ないフォークを駆使し、2回以降は散発3安打。自己最多を10から大きく更新する14奪三振で、8回5安打1失点(自責点0)と圧倒した。規定投球回に達し、防御率1・17は西武・隅田を抜きリーグトップに躍り出た。

 新庄監督も22年のヤクルト戦を引き合いに「あれがあったから今がある。つながっているんです。今日の北山君は打てないでしょ」と目を細めた。北山も「当時は中継ぎだったけど、今は先発として試合をつくれたことは当時の自分に良い報告できる」と昔の自分自身に思いをはせた。

 京産大3年時。北山は、逆に未来の自分に手紙を書いた。具体的になりたい将来像を描く「アファメーション」という取り組みで、まだ全国的には無名だった当時でも「プロに入って3年目に先発ローテーションに入る」とつづった。地道に努力を重ね、実際に3年目の昨季に先発ローテーション入り。14奪三振も「オフから目標にして頑張った成果が出ている」とイメージを現実にしている。

 3連勝を飾り、貯金を今季最多の2桁10まで伸ばした。お立ち台では、名前の「亘基」と「最高」を掛けた決めゼリフ「さいこうき」は封印した。「もっと高いところを目指していきたい」。決めゼリフを叫ぶのは、リーグ優勝したその時だ。(田中 健人)

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