巨人・岸田行倫「勝つことが一番のいい報告」 長嶋さん告別式当日にプロ初の満塁弾含む全5打点

[ 2025年6月8日 17:39 ]

交流戦   巨人5―0楽天 ( 2025年6月8日    東京D )

<巨・楽>ファンとハイタッチをかわす岸田 (撮影・西川祐介)
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 巨人の岸田行倫捕手(28)が8日の楽天戦(東京D)で7番に入り、4試合連続今季12度目のスタメンマスク。4回に先制の右前適時打を放つと、1―0で迎えた8回には左中間スタンドへプロ初の満塁弾を放って全5打点を一人で叩き出し、5連敗後の2連勝へとチームを導いた。

 守っては戸郷、中川、田中瑛の3投手を完封リレーに好リード。8回には小深田の二盗を阻止するなど、攻守に完璧な一日となった。

 岸田の本塁打は5月4日のDeNA戦(横浜)以来35日ぶりとなる今季2号&プロ通算9本目。巨人選手の満塁アーチは昨年8月14日の阪神戦(東京D)で当時19歳の浅野が放って以来で、岸田にとってはプロ8年目&246試合目&544打席目で初のグランドスラムとなった。

 2死満塁で入った第4打席。相手3番手右腕・藤平が投じた初球、真ん中付近の150キロ直球を完璧に捉えて左中間スタンドに叩き込んだ。

 試合後のお立ち台でダイヤモンドを一周している時の気分を聞かれると「いやぁー…あの…。まん…(本塁打が)いつぶりか分からないんで、しっかり喜びをかみ締めて走りました」と興奮を抑えきれず。

 直球を狙っていたのか問われると「いや、満塁で。本当にチャンスだったんで、初球から積極的に振っていこうという気持ちで打席に入りました」と振り返った。

 この日は3日に肺炎のため89歳で亡くなった“燃える男”長嶋茂雄さんの告別式。その当日にドラマチックな試合展開で勝利をものにした。

 「僕たちは本当に勝つことが一番のいい報告だと思うんで。一つ一つこれからも勝ちを積み重ねていきたいなと思います」と天国のミスターに誓っていた。

 

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