ド軍指揮官 山本由伸のターニングポイント明かす「あの活躍が彼を次のレベルへと押し上げ成長していった」

[ 2025年4月12日 15:26 ]

ナ・リーグ   ドジャース 3―0 カブス ( 2025年4月11日    ロサンゼルス )

<ドジャース・カブス>6回無失点と好投のドジャース先発・山本を出迎える大谷とロバーツ監督(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース山本由伸投手(26)が11日(日本時間12日)の本拠カブス戦に先発し、6回2安打1四球無失点、3回を除く毎回の9奪三振で今季2勝目(1敗)を挙げた。今季の防御率は1.23。103球は今季自身最多で、チームとしても今季初めて100球以上を投げた先発投手になった。

 走者を出したのは4回と6回のみ。4回1死から2番・タッカーに初安打となる二塁打を許し、続く鈴木誠也にも右前打を浴びたものの、鈴木が一、二塁間で挟まれて二死三塁。4番・ブッシュをスプリットで空振り三振に打ち取った。2死から初の四球を出した6回も、最後はタッカーをカットボールで空振り三振。ベンチへ戻るとロバーツ監督にハグで迎えられ、その裏にエドマンの先制3ランが飛び出すとガッツポーズで喜んだ。

 103球のうちストライクは64球(62.1パーセント)で、カーブの20球&19.4パーセントとツーシームの7球&6.8パーセントはいずれも今季最多。最速96.7マイル(約155.6キロ)を計測した直球は37球で、35.9パーセントは今季最も少ない割合だったが、要所でコーナーに決めて見逃し三振を3つ奪った。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督が取材対応。この日も山本が安定感のある投球を見せたことから、ポストシーズンが行われた去年の10月で自信をつけたのかと問われると「私が思うに、ニューヨークでの(ヤンキース戦の)先発が大きかった。ヤンキースという強豪チームを相手に、厳しい環境で圧倒的なパフォーマンスを見せた。その後すぐにIL(負傷者リスト)に入ったが、あの活躍が彼を次のレベルへと押し上げ、そこからさらに成長していっている」とヤンキース打線を相手に7回2安打無失点の快投を演じた試合がきっかけだったと分析した。

 この日は今季チーム初の100球超え。自信を持って100球以上を投げさせられたかと問われると「大丈夫だった。あれが彼にとって最後の打者になる予定だった。それまではそれほどストレスを感じていなかったと思う。確かに球数は気にするが、ストレスはなかった。ストライクを投げ、コントロールも安定していた。ただ、100を越えたらもうあまり投げさせたくはなかった」と説明した。

 また、山本が4回1死まで完全投球。ノーヒッターでも代えなければいけないと思っていたかと問われると「いや。そこまではいってなかった。だから(鈴木)誠也がヒットを打った時は残念だった(実際は4回1死からタッカーが初安打)。ただ、(山本は)それをやり遂げる可能性のある球を持っている」と振り返った。

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