ヤクルト・石川 青学大同級生の夫人は弱音に愛のムチ 200勝まで「ずっと尻を叩いてくれる」 

[ 2025年4月10日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―3阪神 ( 2025年4月9日    甲子園 )

<神・ヤ>24年連続勝利のプロ野球新記録を達成し、ファンの声援に応える石川(撮影・北條 貴史) 
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 愛する家族にささげる24年連続白星、187勝目だった。ヤクルト・石川はどんな時も近くで支えてくれる聡子夫人と2人の息子が心のよりどころになっている。夫人は青学大の同級生で、プロ2年目に結婚した。家庭では野球の話をすることも少なくないそうで、時には弱音を漏らすこともある。

 「年々、登板数が減って勝てなくなってきていて。1勝が凄く遠く感じてしまって、自分の中で“この年齢だからしょうがないよな”って気持ちが出てきちゃって…」

 昨年、夫人に「残り14勝遠いよ…」とこぼした時には「ちょっと待ってよ。これから14勝するのと、ここから186勝するのとどっちが大変?」という言葉が返ってきたという。「そう言えばそうだな、と。妻は常に前向きな考え方にしてくれるし、ずっと尻を叩いてくれる」。20歳と16歳の息子を育てながらアスリートの妻としてサポートしてくれていることへの感謝は尽きない。子供たちにも伝えたいことがある。

 「この年齢になってうまくいかないことも多いんだけど、逆に父親として必死に頑張っている姿を見せることができている。試行錯誤してもがいている自分を見て、何かを感じてくれたらうれしい」

 残り13勝とした200勝は石川だけでなく家族の悲願でもある。「全ての勝利が恩返し。200勝ってどんな景色なんだろう。支えてくれた家族と一緒に見ることができたら最高だよね」。時間はかかっても、手を取り合いながら“目的地”を目指していく。(重光 晋太郎)

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