ドジャース・朗希 “特別な日”3.11に4回零封でメジャー契約&開幕2戦目先発確定

[ 2025年3月13日 01:30 ]

オープン戦   ドジャース10―4ガーディアンズ ( 2025年3月11日    グレンデール )

<オープン戦 ドジャース・ガーディアンズ>ドジャース先発・佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 特別な日に、メジャー昇格と日本デビューが確定した。ドジャースの佐々木朗希投手(23)が11日(日本時間12日)、ガーディアンズ戦に先発し4回1安打無失点、2奪三振。デーブ・ロバーツ監督(52)が、開幕2戦目となる日本時間19日のカブス戦(東京ドーム)での先発を明言した。マイナー契約で移籍し、オープン戦2試合で7回無失点7奪三振をマーク。今後、正式にメジャー契約を結び、日本でメジャーリーガーとして第一歩を踏み出す。

 ほぼ完璧だった。許した安打は止めたバットで右前に落ちた1本のみ。それでも佐々木は「前回よりも思うようにいかなかったところもあるし、悪い癖だったりもあった。開幕前の今のうちに悪いところが出てよかった」と謙虚だった。

 初回、わずか10球で3者凡退。直後、6得点した味方の攻撃が約22分続いたが、2回以降も危なげなかった。1安打2四球で2奪三振。直球の最速は前回登板よりも1.9マイル(約3キロ)遅い97.4マイル(約156.7キロ)も「今日はちょっと大変な試合だった。(最初の攻撃で)30分くらい座って待っている感じだったから、リズムに乗りにくかったと思う」とマーク・プライアー投手コーチ。しかも、最大の武器であるスプリットを警戒した相手打線が早打ちで、わずか41球で4回を終えたことを同投手コーチは「深いカウントでの投球を経験できなかったけど、よく集中していた」と称えた。降板後はブルペンで約15球を追加。デーブ・ロバーツ監督は「ブルペンで5回(想定分)を投げられたのもよかった。非常に効率的だった」と満足げだった。

 ポスティングシステムでロッテからマイナー契約で移籍。オープン戦2試合で計7回を3安打無失点に抑えた。指揮官は「彼は勝ち取った。東京での2戦目だ。正式発表だ。楽しみだよ」と19日の開幕2戦目先発を正式に明言。開幕までに最低年俸となる76万ドル(約1億1300万円)でメジャー昇格し、日本でデビューを飾る。

 米国は3月11日。14年前の東日本大震災で父と祖父母を失った日の登板を佐々木は「たまたま」と言ったが、特別な日にメジャー昇格とデビュー戦が決まった。「ここで活躍するためにやってきたので、凄く興奮している。それを東京で迎えられることは特別な、なかなかないこと」と気持ちを新たにした。

 令和の怪物の新たな物語が始まる。「スプリットがしっかり決まれば抑えられる感覚はあるし、真っすぐもスピードが出ていたら、しっかり押し込める感覚もある」。手応えを胸に、佐々木が日本に戻ってくる。(杉浦大介通信員)

 ≪NPB出身選手では3番目の若さでデビューへ≫大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者がX(旧ツイッター)に、佐々木がNPB出身選手では3番目の若さでのデビューになると投稿した。最年少は1964年9月1日のジャイアンツ・村上雅則で20歳118日、次いで1999年7月19日のレッドソックス・大家友和の23歳123日。佐々木が3月19日デビューなら23歳136日となる。

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