西武・高橋光成 左肘折り畳む新フォームで156キロマーク!「凄く順調」

[ 2025年3月3日 05:30 ]

練習試合   西武4―2オリックス ( 2025年3月2日    SOKKEN )

西武・高橋光成
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 球場が、どよめいた。対外試合初先発となった西武・高橋が、初回2死三塁で頓宮へ投じた2球目だ。球場のスピード表示は「156キロ」。内角高めのボールとなったが、3月にして早くも自己最速の158キロまであと2キロに迫る1球。「この時期にこんなに(球速が)出たことはない。凄く順調」と笑った。

 初回無死一、二塁では西川に初球の155キロでファウルを奪い、2球目の154キロで二ゴロ併殺。2死二塁では太田を154キロで空振り三振に斬るなど、序盤から150キロ中盤の剛速球を連発した。3回4安打1失点も、直球での被安打は1本のみ。「10割ではなくて、これで156キロかという感じ。思ったよりも出ていたし、まだまだ出ると思う」と自己最速の更新、そしてその先にある160キロの大台も見据えた。

 開幕11連敗を喫し、まさかの0勝に終わった昨年は直球の被打率が23年の・235から・302に悪化し、最高球速は、23年の157キロから155キロに低下。球速を取り戻すため、オフは球団OBで師匠と慕うエンゼルス・菊池が全額負担した岩手県花巻市の屋内練習施設「King of the Hill(KOH)」でフォーム改造に着手した。昨年までは真っすぐ伸びていたグラブを持つ左肘を折り畳み、体の回転力がアップ。効果は早くも球速に表れ「やってきたことが形になってくれるのはうれしい」と目を輝かせた。

 高橋は「(打者が直球を)待っていても(直球で)押せる球威があったら、幅も広がる」と見据える。逆襲の一年。エースが、輝きを取り戻しつつある。(福井 亮太)

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