ド軍投手コーチ “一歩目”で即151キロの大谷に驚嘆「去年左肩の手術を受けたなんて信じられない」

[ 2025年2月16日 04:32 ]

大谷のブルペン投球について語るマーク・プライアー投手コーチ(撮影・柳原 直之)
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 ドジャースのマーク・プライアー投手コーチが、米アリゾナ州グレンデールでのバッテリー組キャンプ4日目となった15日(日本時間16日)、今春初のブルペン投球を行った大谷翔平投手(30)について取材に応じた。

 この日の投球を「水に足をつけた最初の一歩のようなもの」と表現した同投手コーチは「この選手が去年左肩の手術を受けたなんて信じられない。11月に手術を受けたのに、調子が悪くなったようには見えない。少なくとも、驚かない点がたくさんある。でも、本当に調子がいいし、手術を受けた選手としては驚きだ」と驚きの言葉を口にした。“一歩目”としてのレベルの高さに、舌を巻くしかなかった。

 そのうえで「投球肩ではないことはわかっているが、左肩に影響が出ているようには見えない。少なくとも肉眼では。あちこちに痛みがあるのは確かだろうが、全体的にはすごく調子がいい」とリハビリ過程が順調であることを語った。

 大谷はこの日、正捕手スミスを相手に、ノーワインドアップ投法から力強い球を投げ込んだ。その度に、周囲で見守っていたファンも熱視線を送った。捕手を立たせて4球、座って14球の合計18球。ツーシームをまじえながら高めの直球を中心に投じた。デーブ・ロバーツ監督によると、最速は92~94マイル(約148~151キロ)に達した模様。時折、笑みを見せた同監督と大谷は投球終了後にグータッチをかわすなど、順調なリハビリ過程を喜んだ。 昨年、右肘のリハビリ中では8度のブルペン入り。この日は昨秋9月21日(同22日)以来、147日ぶりとなる傾斜を使っての投球で、左肩手術後では初のブルペン投球ともなった。

 プライアー投手コーチは「大谷が違和感が残ってると言っていた」ことについて「これは大手術のようなもので、時間がかかる。前進すればするほど健康になる時点がある。完全に消えて、再び正常に感じるようになるまでには時間がかかる。しかし、彼は、多少の感情はあるものの、投球を続け、成長できる良い状態にある。視覚的に分かるなためらいや制限はない」と説明。

 また、大谷が取り入れているノーワインドアップ投法については「今、彼はリズムを見つけようとしていると思う。そして、おそらく少しエネルギーを生み出し、最初は腕にあまり負担をかけないようにしようとしていると思う。それはまだ腕を開くような感じで、メカニクスのために何かを感じ取っているだけだと思う」と解説した。

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