佐々木朗希争奪戦にアストロズ本格参戦! 「分析力」と「育成力」武器にダークホースに

[ 2024年12月21日 02:30 ]

アストロズの本拠ミニッツメイド・パーク(2023年8月撮影)
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 ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)の争奪戦に、22年ワールドシリーズ覇者のアストロズが本格参戦することが19日(日本時間20日)、分かった。過去8シーズンで2度の世界一、4度のリーグ優勝、7度の地区優勝を誇る強豪は、佐々木を皮切りに、日本市場のスカウティングを強化する方針。佐々木との交渉では、自慢のデータ分析力と選手育成プログラムをアピールとみられる。

 アストロズのダナ・ブラウンGMは8日、ウインターミーティングの会場で佐々木争奪戦への参戦意思を問われ「イエス。私たちも優れた投手を手に入れるための努力を続けているし、彼は気に入っている中の一人だ」と明言していた。優れたデータ活用で選手を後押しする「分析力」と、マイナーから次々と有力選手が台頭する「育成力」が、大きなアピール材料となる。

 「分析力」が顕著に表れたのは、7月末に加入して10登板で5勝1敗、防御率2・70と好成績を挙げた菊池(現エンゼルス)の例。詳細なデータ分析に基づいた球種選択やフォームの微調整などの助言を生かし、今季ブ軍での22登板の4勝9敗、防御率4・75から大きく躍進させた。

 勝ち続けられる裏には充実した「育成力」がある。20年オフには外野手スプリンガー、21年オフには遊撃手コレアと主力が移籍。しかし、21年には外野でタッカー(現カブス)が台頭して23年の打点王になり、コレアの後釜ペーニャはデビュー1年目の22年にゴールドグラブ賞とワールドシリーズMVPに輝いた。いずれもマイナー組織で育った選手だ。

 過去にア軍でプレーした日本選手は松井稼頭央(08~10年)、青木宣親(17年)、菊池(24年)。3人ともメジャー他球団からの移籍で、日本球界から直接入団したケースはない。しかし、ア軍は佐々木争奪戦への参戦を機に、本格的に日本市場に進出する方針を決定。シーズン中には、育成の手腕に定評があるデジョン・ワトソン特命スカウトが何度も来日して視察していた。

 これまでドジャースやパドレスなどの優勢ムードが漂う佐々木争奪戦。メジャー屈指の強豪球団が、ダークホースになりそうだ。

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