阪神・才木がまさか5失点KO…キャリア62度目の先発で初めて奪三振0に終わる

[ 2024年8月13日 20:05 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2024年8月13日    東京D )

<巨・神>5回、同点を許した才木(撮影・須田 麻祐子)
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 若き大黒柱がまさかの乱調だ。先発の才木が5回8安打5失点で降板。キャリア初の10勝目の権利をかけて4点優勢の5回のマウンドに上がったが、巨人打線につかまった。

 2点の援護をもらった初回、先頭の丸に右翼越えソロを被弾。2回以降は粘りの投球で追加点を与えなかった。しかし落とし穴は5回だった。1死二、三塁で途中出場のモンテスに左翼フェンス直撃の2点二塁打を浴びると、吉川尚、坂本に連続適時打を許して同点。手にかけていた白星の権利が消失した。

 この日は、フォークを見極められる場面が目立ち追い込んでからの痛打も目立った。苦投を象徴するように、プロ62度目の先発で初めて奪三振ゼロに終わった。

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