大谷翔平 第3打席まで無安打 移籍後最長18打席連続無安打 第3打席の三飛は三塁手が背走して好捕

[ 2024年8月3日 10:41 ]

インターリーグ   ドジャースーアスレチックス ( 2024年8月2日    オークランド )

初回、アスレチックスの先発右腕エステス(手前)に中飛に打ち取られるドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。第1、2打席はいずれも中飛、第3打席は三飛に倒れ、移籍後最長を更新する18打席連続無安打となった。大谷が最後に安打を放ったのは、7月27日のアストロズ戦の第4打席(左前適時打)。この間、4四球を含むが、復調のきっかけをつかむ一打が待たれる。

 大谷の第1打席は初対戦の22歳右腕エステスとの対戦。初球の外角速球を積極的に狙ったが、ややタイミングが外れて中飛に倒れた。しかし、打線は2死後にラックスが左前打で出塁すると、4番のT・ヘルナンデスが左翼へ先制2ランを放った。

 3回1死走者なしで迎えた第2打席。ここも1ストライクからの2球目の内寄り速球を狙ったが、打球はやや上がりすぎて2打席連続で中飛に倒れた。

 第3打席は2-6の6回1死走者なしの場面で迎えた。エステスと3度目の対戦となったが、カウント1―2から5球目のボール気味の内角速球をスイング。詰まらされた打球は三塁手の後方への飛球となったが、三塁アブラハムが背走しながら好捕し、安打にはならなかった。

 試合前は右翼付近で3日ぶりにキャッチボールを行った。右肘手術後のリハビリ期間では最長の120フィート(約36.6メートル)よりやや短めながら、最後は投本間の距離で強めにキャッチボール。最後の2球は大谷が球団スタッフを呼んで、左打席に立たせて投げた。大谷がリハビリ期間のキャッチボールで打者を立たせて投げたのは初めて。投手としての復帰を目指す来年に向け、徐々に実戦モードに近づいてきているようだ。

 7月29日に本塁打王を争うブレーブス・オズナが31号を放ち、大谷に1本差に迫った。オズナは打点ではリーグトップを維持しており、打率、本塁打でトップに立つ大谷の3冠王の強力なライバルとなっており、後半戦のタイトル争いにも注目が集まる。

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