巨人・大城卓三が347日ぶり猛打賞で大型連敗ストップに貢献 スタメン一塁だと驚異の高勝率.708

[ 2024年8月3日 22:16 ]

セ・リーグ   巨人8―4ヤクルト ( 2024年8月3日    東京D )

<巨・ヤ>3回、適時打を放つ大城(撮影・会津 智海)
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 巨人の大城卓三捕手(31)が3日のヤクルト戦(東京D)で「5番・一塁」に入って2試合ぶりにスタメン復帰。心配された死球の影響を見せず、4打数3安打1打点に好プレーと攻守に躍動した。

 まずは0―2で迎えた2回、先頭で入った第1打席で相手先発左腕・高橋から9球粘った末に遊撃への内野安打を放って出塁。坂本が二塁打でつないだあとに岸田が逆転3ランを放ち、1点目のホームを踏んだ。

 さらに3―2で迎えた3回には、2死から岡本和が二塁打で出塁。2死二塁で入ったこの第2打席では1ストライクからの2球目、内寄りのスライダーを右前適時打としてチームに貴重な追加点をもたらした。

 さらにヘルナンデス、岡本和の2者連続アーチが飛び出した5回には2番手右腕・星の代わりバナを捉えて左前打を放ち、猛打賞をマーク。6回の第4打席は相手3番手右腕・大西に左飛に倒れて4打数4安打は逃し、ここで“お役御免”となってベンチに退いた。

 捕手登録の大城卓だが、チーム事情により最近は主に一塁手としての出場。この日は2回、無死二塁で太田が一塁線に放った鋭い打球を直接捕球して一直に仕留めるなど慣れない一塁守備でも奮闘が続いている。

 1日の阪神戦(甲子園)で2―8の7回に岩貞から右脇腹に死球を受け、そのまま退場。2日のヤクルト戦(東京D)ではスタメンを外れ、8回に代打で起用されて四球を選んでいたが、スタメン復帰となったこの日は昨年8月22日のヤクルト戦(東京D)以来347日ぶりとなる猛打賞で“無事”をアピールした。

 なお、大城卓はスタメン一塁手としてここまで24試合に出場し、打率.382(76打数29安打)、2本塁打、11打点の好成績。大城卓がスタメン一塁で出場した試合はチームも17勝7敗の勝率.708となっている。

 ▼大城卓 追加点がほしいところでしたので積極的にいきました。コンパクトに振り抜けました。

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