ヤクルト・高橋 今季ワーストの10安打7失点の大乱調 高津監督は「守備の時間が長かった」

[ 2024年8月3日 22:27 ]

セ・リーグ   ヤクルト4-8巨人 ( 2024年8月3日    東京D )

<巨・ヤ>5回、岡本和にソロを打たれる高橋(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトは敵地で巨人に逆転負けを喫した。先発・高橋の乱調が誤算だった。

 初回に村上が先制2ラン。頼れる主砲が両リーグ最速での20本塁打に到達したまではよかったが、高橋が2回に崩れた。先頭・大城の内野安打と坂本の左翼フェンス直撃の二塁打で無死二、三塁とされ、続く岸田に左翼ポール際に逆転3ランを叩き込まれた。

 あっさり逆転されると、3回は岡本、大城の連打でさらに1点を失った。さらに5回にはヘルナンデスの2ラン、岡本和のソロと2者連続被弾。4回0/3で今季ワーストの10安打7失点という結果に「全体的に球が高かった。修正しようと思ったのですが、なかなかうまくいかなかった。ゲームをつくれずに申し訳ない」と反省した。

 打線は5回と9回に1点ずつ奪って反撃したが、中盤までの大量失点が響いた。高津監督は高橋に「初球がボールから入ることが多くて、3ボールまでから真っ直ぐ系を打たれる打席を繰り返してしまった」と苦言。その上で「逆転されて攻撃のリズムがなかなかつくれなかった。守備の時間も長かったり、そういうのもあったのでちょっと難しかったかな」と険しい表情で振り返った。

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