【高校野球】金足農・吉田大輝、兄・輝星と同じマウンドで試投「自分には兄と違う良さがある」

[ 2024年8月2日 10:51 ]

第106回全国高校野球選手権 甲子園練習第1日 ( 2024年8月2日    甲子園 )

<甲子園練習>甲子園のマウンドに立ち、投げ込んだ金足農業・吉田(撮影・中辻 颯太)
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 6年ぶりに金足農が聖地・甲子園に帰ってきた。6年前の準優勝チームは兄・吉田輝星(現オリックス)を擁して勝ち上がってきたが、今回の背番号「1」は弟の吉田大輝(2年)。内外野のノック中心のメニューだったが、マウンドから11球投げて感触を確かめた。

 「兄もこの球場にいたんだなっていうのが分かった。本当にここからが始まりだと思うんで。球は行ってる感触はあった」と20分間の練習を振り返った。

 兄は100回大会で投げて、弟は甲子園100歳のメモリアルイヤーでの登場になる。「自分には兄と違う良さがある。兄は真っ直ぐが持ち味だけど、僕はそれに加えて変化球もある」と吉田。帽子のつばには「天下」と「恩返し」と書いた。「兄が全国の天下を取れなかった日本一を目標に。先輩方に甲子園つれてきてもらったので恩返ししたい思いを書きました」と説明した。

 秋田とは違う暑さと感じた甲子園。「大会終わって休めたので、万全です」と話す金足農の2年生エースが準Vの兄越えを目指して動き始めた。

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