10連敗のオリ・中嶋監督「僕の責任」紅林にも言及「キツくは言いましたよ」「切り替えた姿を…」

[ 2024年8月2日 21:25 ]

パ・リーグ   オリックス2―3ロッテ ( 2024年8月2日    京セラD )

<オ・ロ>選手交代を告げる中嶋監督(撮影・長嶋 久樹)
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 12年ぶりの2桁10連敗を喫したオリックス・中嶋監督は「本当にみんな、必死でやっています。必死にやっている奴らをそうやって勝ちにつなげてあげられなかったのは僕の責任だと思いますし、負けているのは僕らの仕事のせいだと思って構わない」と選手らをかばった。

 先発の宮城は2回に3失点も、以降は8回まで無失点と力投。「長いイニング投げる投手がいなかったんで。これでちょっとリズムつかんでいけるかなと思いますけど」と指揮官も評価した。

 打線は相手を上回る2桁12安打も2点止まり。それでも、5回1死二塁でセーフティバントを仕掛け、ヘッドスライディングで一塁セーフをつかんだ若月をはじめ、高卒4年目・来田の好守やつなぎなど、選手らは連敗を脱しようと懸命なプレーをみせただけに中嶋監督は「そこまで気持ちを出しているのに勝てなかったのは、やっぱり俺の仕事がちゃんとできていないってことだと思うんで」と責任を背負った。

 前日1日に拙守で3回途中交代を命じ、この日はベンチ外とした紅林についても言及した。紅林本人は試合後に「(明日から)ファームです。全部見つめ直していかないといけないと思うので」と話していた反面、監督は「本人に言ったのは、そういうことをしとったら…って話。本人がそう(2軍落ちと)とっただけであって」と説明した。

 この日に改めて本人と話し合ったという。「昨日は移動もあったんで、短くしかできなかったんでね。今日話して、しっかり切り替えてこいよって話をしただけであって。キツくは言いましたよ、“そんなんしとったら”って感じで」と振り返り、明日以降の処遇については「それは切り替えた姿を見せるんだったらでしょ。だからまだ別に抹消もしてませんし」と語った。

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