ロッテ・小島 恵みの雨で7勝目 七夕の願いかなわずも「力まずに丁寧に」

[ 2024年7月13日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ1-0オリックス ( 2024年7月12日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>ヒーローインタビューを終え笑顔の小島(左)と高部(撮影・沢田 明徳)
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 嫌な雨もしっかり味方につけた。断続的な降雨の中、ロッテの左腕・小島が7回7安打無失点。今季7勝目を挙げ、チームを今季最多貯金10に導いた。

 「走者を出しても焦らず、一球一球意図を持って投げた。(足元が悪いから)力まずに丁寧に」。1―0の6回無死一、二塁のピンチでは5番・紅林を146キロ直球で空振り三振などアウト3つは全て直球で無失点。「投げ急がず、しっかり打者と対峙(たいじ)できた」と胸を張った。

 登板時に雨が多いため、七夕の短冊に「登板日に雨が降らないように」と書いた。願いはかなわなくても、雨で気温が25度前後まで低下。前回5日の西武戦では高温多湿のベルーナドームで熱中症のため7回途中緊急降板しただけに、小島にとって恵みの雨だった。(秋村 誠人)

 ▼ロッテ・高部(4回2死二塁から快足を生かした決勝の一塁内野安打)まずは一塁まで全力で走った。(二塁から生還した中村)奨吾さんに感謝します。

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