昨夏甲子園8強の沖縄尚学がコールド敗退 浜松開誠館も初戦で涙 前年代表7校が姿消す

[ 2024年7月13日 18:19 ]

<常葉大菊川・浜松開誠館>連覇が無残にも初戦でついえ涙の浜松開誠館ナイン
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 第106回全国高校野球選手権は13日、各地方大会が行われた。沖縄大会では3回戦で前年代表の沖縄尚学がコールド負けで連覇ならず。静岡大会でも浜松開誠館が常葉大菊川に3-11で敗れ、初戦で姿を消した。全国で、前年代表の敗退はこれで7校となった。

 昨夏甲子園8強の沖縄尚学は3回戦でエナジックスポーツと対戦。0-7の7回コールドで敗れた。相手のエナジックスポーツは浦添商を率いて08年夏の甲子園で4強入り、美里工を率いて14年選抜にも出場した神谷嘉宗監督が指揮。創部3年目で、今春沖縄県大会では決勝で興南を下して優勝しているチームだ。

 浜松開誠館は、静岡学園との1回戦を勝ち上がった春夏11度の甲子園出場を誇る常葉大菊川との対決。序盤からリードを許す苦しい展開で、9回に6点を失って突き放された。

 このほか、6日には三重大会で前年代表のいなべ総合学園が尾鷲に敗れ、初戦敗退の波乱が起きた。

 7日の長野大会では連覇を狙った上田西が松本国際に0-4で敗れた。

 10日には、秋田大会で金足農と前年代表のノースアジア大明桜が対決。ノースアジア大明桜は、吉田輝星(現オリックス)を兄に持つ金足農エース吉田大輝の前に2-3で初戦敗退。連覇はならなかった。また、同日の熊本大会では昨夏代表の東海大熊本星翔が専大熊本玉名に1-8の7回コールドで敗れた。

 12日には全国最多40度の夏の甲子園出場を誇り、3季連続甲子園出場を目指していた北海が南北海道大会初戦で札幌光星に1-9でコールド負けを喫した。

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