プロ注目の和歌山東・谷村が鮮烈マルチ「何が何でもプロ」高校通算18発、強打の三塁手が好発進

[ 2024年4月14日 15:31 ]

高校野球春季和歌山大会2回戦   和歌山東4―2近大新宮 ( 2024年4月14日    田辺スポーツパーク野球場 )

<和歌山東・近大新宮>6回に中越え適時三塁打を放つ和歌山東・谷村(撮影・河合 洋介)
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  和歌山東が近大新宮を4―2で下して初戦を突破した。

 高校通算18本塁打を誇るプロ注目の谷村剛(3年)は、2安打1打点で勝利に貢献した。

 「3番・三塁」で先発。0―2の4回先頭で一、二塁間を抜く右前打を放って勢いに乗った。0―2の6回無死二塁では、1ボールからのスライダーを捉える中越え適時三塁打を放ち、直後の中犠飛で同点の生還を果たした。

 「(適時三塁打は)振り切れなかったので、もしかしたら捕られるかな…と思った。前の打席でスライダーを見ていたので、しっかりと反応できました」

 1メートル77、79キロの体格の良さが際立つ強打の三塁手。甲子園出場経験はないものの、持ち前の長打力が話題を呼び、NPBのスカウトからも注目を集める存在になった。

 練習試合では低反発の新基準バットで3本塁打を放つなど長打力に磨きをかけてきた。

 「何としてもプロに行きたい。この春と夏に結果を出してプロに行きたいと思います」と決意を新たにした。

 ◇谷村 剛(たにむら・つよし)2006年(平18)9月15日生まれ、和歌山県有田川町出身の17歳。小2から田殿少年野球クラブで野球を始めて投手と遊撃手。吉備中では軟式野球部に所属。和歌山東では1年夏に背番号15でベンチ入りし、2年秋から背番号5。50メートル走6秒6。1メートル77、79キロ。右投げ左打ち。

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