ヤクルト・村上 人生初の2番で開幕戦以来のマルチ!自身最遅53打席目で初打点

[ 2024年4月14日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―2DeNA ( 2024年4月13日    横浜 )

<D・ヤ>7回、適時打を放った村上。後ろの塁審が代わりに万歳?(撮影・尾崎 有希)
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 やっと出た。開幕から12試合、53打席目の適時打で待望の今季初打点。プロ初の2番で復調の兆しを見せたヤクルト・村上は「(2番は)人生でも初めて。打順に関係なく、しっかり打席に集中して打てた」と語った。

 4―2の7回1死満塁から右前打。「まず1点取れたのはよかった」と率直な感想を口にした。22年の3冠王が試合前までノーアーチで打点もなし。就任1年目の20年から4番で使い続けた主砲を2番に据えた高津監督は「(2番起用は)コーチが持ってきて相談して。気分転換も含めて」と説明したが、リーグトップの14四球で出塁率.472(リーグ2位)も考慮した。

 村上は4回の中前打と合わせて開幕戦以来のマルチ安打。打線の組み替えが奏功し、チームは連敗を3で止めた。あとは主砲の今季1号を待つだけだ。(秋村 誠人)

 ≪4番以外での先発は5年ぶり≫村上(ヤ)が2番で先発。これまで3~7番での先発出場はあったが、2番はこの日が初で、4番以外での先発は19年9月28日巨人戦の6番以来5年ぶり。また、7回には今季12試合目、53打席目での初打点をマーク。自身にとって22年の出場3試合目、12打席目を更新する、最も遅いシーズン1打点目になった。

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