春日が初優勝 福岡県大会決勝で大牟田下す 選抜21世紀枠推薦校にも選ばれた実力派が九州大会へ

[ 2024年4月6日 05:00 ]

春季高校野球福岡県大会決勝   春日4ー2大牟田 ( 2024年4月5日    北九州市民 )

春季高校野球福岡大会で初優勝した春日ナイン
Photo By スポニチ

 決勝が行われ、県立の春日が1―1で迎えた延長11回タイブレークの末、4―2で大牟田を破り、初優勝した。準優勝の大牟田、選抜出場の東海大福岡とともに福岡から3校が、20日から佐賀県で行われる九州大会に出場する。

 昨秋の福岡大会4強で選抜21世紀枠推薦校にも選ばれた春日が、初の頂点に立った。1―1で延長タイブレークに入り、10回表の攻撃は無得点。その裏の1死満塁だった。3番手・坂口の初球が大きく外れたのを見た八塚昌章監督は背番号17の柳元を送り込んだ。

 「ピンチでも強気で押せる部分をアピールしたかった」と柳元。大牟田の3番・山下を一飛、続く4番の河野は三ゴロ。継投がずばり決まり、ベンチやバス3台の応援団が陣取るスタンドが沸く。

 11回1死二、三塁から5番・大川が右越えの2点適時二塁打など3得点で勝負あり。文武両道の県立校で1日の練習時間は1時間45分の日もある。「秋は準決勝で負けて“4位から1位へ”をスローガンにした。大変、うれしい」と指揮官。今月20日からの九州大会でさらに上を狙う。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月6日のニュース