広島・新井監督が炎の絶叫 「広島優勝、心願成就」 高野山・清浄心院で20度目の護摩行

[ 2024年1月19日 05:45 ]

炎の前で広島優勝を祈願する新井監督(撮影・平嶋 理子)
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 広島・新井貴浩監督(46)が18日、和歌山県高野町の高野山・清浄心院で恒例の護摩行に挑んだ。

 現役時代の04年12月に始めてから引退後の評論家時代も欠かさず今回が節目の20回目。約40センチの至近距離で3メートルを超える火柱と正対し、全身全霊を込めて約90分間にわたって不動真言を唱えた。

 約1600本の護摩木がくべられ、燃え上がる炎は摂氏400度超。途中から真言を「広島優勝、心願成就」の文言に変え、就任2年目を迎える今季への決意を込めた。

 「今年もきつかった。優勝して日本一というのが大きな目標。選手が大きなケガをしないように…とも。何回やっても苦しいけど、やらないと自分が逃げているようで嫌。今年も気持ちが引き締まった。ファンの方にたくさん喜んでもらって、護摩行の火のように真っ赤に燃えさせたい」

 過酷な行を終えて立ち上がる際は少しふらつき、顔は真っ赤。「一生死ぬまで勉強、死ぬまで挑戦だと思う」と気持ちを新たにした。

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