西武ドラフト1位武内夏暉「出世部屋と言われるように」隅田、蛭間らが過ごした「ドラ1」部屋に入寮

＜西武新入団選手入寮＞十亀スカウト（左）と笑顔で東尾氏のベースボールカードを手にする武内　（撮影・白鳥　佳樹）
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　西武のドラフト1位・武内夏暉投手（国学院大＝22）が7日、埼玉・所沢市の若獅子寮に入寮した。気になる部屋は隅田や蛭間などが過ごしてきた「ドラ1部屋」だ。窓から景色を見渡し「出世部屋と言われるように、ここに住むと活躍できるというものを自分が引き継いでいけたら」と責任感をにじませた。

　スーツのポケットから取り出したのは同じ背番号21で球団OBの東尾修氏のベースボールカード。太平洋クラブ時代の姿が映っているもので、出身地の福岡・北九州市の知人から譲り受けたという。「自分が背番号21ということでいただいた。本当に東尾さんのようになってほしいという気持ちでいただきました」。通算251勝のレジェンドの重みを背に受けて、プロ野球生活をスタートさせた。