始動日から関大・金丸フィーバーの予感 ドラ1候補にスカウト2球団、メディア大集結「成長した姿見せる」

[ 2024年1月7日 17:50 ]

カイザーマークを前に写真に納まる関大・金丸(撮影・中辻 颯太)
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 関西学生連盟の関大が7日、大阪府吹田市内の同校グラウンドで始動した。すでに今秋のドラフト1位指名が確実視される最速153キロ左腕の金丸夢斗(3年)は、ダッシュや軽めのキャッチボールなどで体を動かした。

 「自分たちの代が始まり、大事な1年になる。しっかりと気合を入れてスタートしたいと思います」

 今秋ドラフトの目玉と評される世代No・1左腕の始動日には、ソフトバンク、巨人の国内2球団のスカウトが挨拶に訪れた。テレビ3局を含むメディアも大集結。「チームとしては日本一を目指し、個人としてもドラフトが控えている。さらに成長した姿を見せられるように取り組んでいきたいです」と気持ちを新たにした。

 同大学は春秋と全国大会を連覇した1972年以降、大学日本一から遠ざかる。52年ぶりの大学日本一へ、「春は新チームとして最初のリーグ戦になるので、春までにチームがどれだけ一丸になって戦えるかが大事になる」と、まずは昨秋に続く2季連続のリーグ優勝を見据えた。

 ◇金丸 夢斗(かねまる・ゆめと)2003年(平15)2月1日生まれ、兵庫県神戸市出身の20歳。小1から広陵少年野球部で野球を始めて投手や一塁手。広陵中では軟式野球部に所属。神港橘では1年秋から背番号10でベンチ入り。2年秋から背番号1を背負い、3年夏の独自大会で8強入り。関大で1年秋からリーグ戦に登板し、3年秋には大学日本代表候補の強化合宿に参加。50メートル6秒5、遠投110メートル。1メートル77、77キロ。左投げ左打ち。

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