西武ドラ2大商大・上田に指名挨拶「どの役割でもやる」潮崎氏「救援もいける」と高評価

[ 2023年11月7日 12:43 ]

潮崎哲也・編成グループディレクター(左)からライオンズの帽子を被せてもらいガッツポーズで笑顔を見せる大商大・上田(撮影・後藤 正志)
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 西武からドラフト2位指名された大商大の上田大河投手(21)が7日、東大阪市内の同校で西武の潮崎哲也編成グループディレクター、後藤光貴スカウトから指名あいさつを受けた。

 「ドラフト当日よりも実感が沸きました。高い評価をしていただきうれしいです。どのポジションでも自分の役割を果たしたいです」

 最速154キロを誇る本格派右腕。球団からは先発、救援ともにこなせる器用さを評価された。

 潮崎哲也編成グループディレクターからは「ポテンシャルが高く、オールマイティーに何でもこなせる。先発か救援かは現場の判断だが、フォークという特殊球があるので、うちのリリーフ陣にも入っていけると思う」と期待を寄せられた。

 同校は、15日に開幕する明治神宮野球大会に出場する。昨年は準決勝で敗退しただけに、「プロ野球選手になるためではなく、日本一になるために頑張ってきた。まずは明治神宮大会で勝つことが最優先」と意気込んだ。

 ◇上田 大河(うえだ・たいが)2001年(平13)11月15日生まれ、三重県尾鷲市出身の21歳。尾鷲市立宮之上小1年から尾鷲野球少年団で野球を始め、東生野中ではナガセボーイズに所属。大商大高では1年春からベンチ入りし、2年秋から背番号1。大商大では1年秋からリーグ戦に登板。4年では大学日本代表として日米大学野球選手権大会に出場して優勝に貢献。遠投120メートル、50メートル走6秒5。1メートル82、86キロ。右投げ右打ち。

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