【DeNA】最速157キロ剛腕、未完の大器・中川虎が「8年愛」実らせ結婚!高校1年時から交際

[ 2023年11月7日 04:00 ]

DeNA・中川と夫人と愛犬との似顔絵(一部加工しています)
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 DeNAの最速157キロ右腕、中川虎大(こお)投手(24)が、昨年9月に婚姻届けを提出していたことが6日、分かった。

 未完の大器が大恋愛を実らせた!中川は、17年育成ドラフト1年で、箕島(和歌山)からDeNAに入団。19年7月に支配下登録を勝ち取った。

 5年間球団施設で寮生活を続けたが、昨オフ退寮。それを見越し、同年9月に高校1年時から交際を続けていた夫人と8年の「大恋愛」の末にゴールインした。

 右腕は夫人について「結婚するならこの人とうすうす思っていた。一緒にいて気持ちも楽だし、自分がしんどいときも近くにいてくれた。無言でいてもずっと一緒にいれる存在」と目を輝かせる。

 退寮後新居で生活をスタートさせているが、中川は夫人の支えで今季はCS争いを展開したシーズン終盤に1軍に定着。最速157キロの直球とフォークを武器に、救援で9試合1敗、防御率2・53と中継ぎ陣を支えた。

 プロ初勝利には届いていないが、三浦監督も「経験を積み成長した」と目を細め、自身は目標を「160キロ」とし、未来の守護神の座も「正直狙っています」と力を込める。

 母校の箕島は、甲子園春夏4度の優勝を誇り、元西武監督の東尾修氏(本紙評論家)やロッテの吉井理人監督ら名だたるOBを輩出する伝統校。だが現役プロは中川ただ1人。

 「現役唯一の箕島戦士」でもある未完の大器は、夫人の支えに応えるため「160の大台」目指して腕を振り続ける。

 ◇中川 虎大(なかがわ・こお)1999年(平11)10月2日生まれ、和歌山県出身の24歳。5歳から野球を始め、箕島では甲子園出場なし。17年育成ドラフト1位でDeNAに入団。その後、支配下契約となり19年7月28日の中日戦で初登板初先発。名前の「虎大」は、工藤公康ファンで「公」の読みを入れることを希望した母と、阪神ファンの父の意向が重なった。通算30試合4敗、防御率5・37。1メートル78、85キロ。右投げ右打ち。

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