阪神・岡田監督 初回の微妙判定に納得いかず「初めて聞いたわ。協議でフェア、ファウルを決めるんやて」

[ 2023年10月29日 22:28 ]

SMBC日本シリーズ2023第2戦   阪神0-8オリックス ( 2023年10月28日    京セラD )

日本シリーズ<オ・神>初回、森の打球判定について抗議する岡田監督(右)(撮影・須田 麻祐子)
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 59年ぶりの“関西対決”となった「SMBC日本シリーズ2023」は29日、第2戦が行われ、パ・リーグ3連覇中で、球団初の2年連続日本一を狙うオリックスが完勝。前夜8得点、完封勝利の阪神は一転敗れ、逆のスコアである0-8で敗れ、1勝1敗で星勘定は五分に戻った。

 試合後、岡田監督は初回の抗議の場面を振り返り「なんか知らん。協議するんやてな」と、審判団が協議でジャッジを決めたことに首をかしげた。

 場面は初回のオリックスの攻撃。1死一塁から3番・森が放った一塁線への打球をライン際で大山が捕球。すばやく二塁へ転送し、遊撃・木浪が一塁へ送球して併殺が完了したかに思われたが、ファウル判定となった。市川球審はフェアと判定したが、福家一塁塁審はファウルとジャッジして分かれ、審判団が集まって協議した結果、嶋田責任審判から「協議の結果、ファウルとしてプレーを再開します」とアナウンスがあった。

 これに岡田監督は「一塁の塁審と。みんな審判団で協議したとか言うとったけどな。レフトから見られるんかって言うたんやけどな。そうやろ?2人でやるんやってなあ?そんなルールあった?」と再び首をかしげた。

 さらに同監督は「ベースまでは主審の判断ちゃうの?ルールは。そんな協議のルールなんか知らんよ、審判の」と自らの記憶をたどりつつ、「シリーズやから何にも言わんかったけど、どういうことやろな、協議って初めて聞いたわ。審判の協議でフェア、ファウルを決めるんやて。そんなルール、野球やってて初めて聞いた」と、最後まで納得がいかない様子だった。

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