オリ中嶋監督　広岡スタメン抜てきの理由？「そんなん、いうわけないじゃないですか」

SMBC日本シリーズ2023第2戦   オリックス8―0阪神 （ 2023年10月29日    京セラD ）

＜オ・神＞阪神に快勝し、ファンの声援に応える中嶋監督（撮影・光山　貴大）
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　初戦で0―8惨敗を喫したオリックスが、第2戦に8―0と快勝。阪神との対戦成績を1勝1敗とした。

　前夜の開幕戦で絶対的エースの山本由伸投手（25）がまさかの6回途中10安打7失点KO。打線も2安打零敗を喫して阪神に0―8で惨敗を喫したが、この日は宮城大弥投手（22）が6回4安打無失点と快投。打線も12安打8得点と完全に目を覚まし、前夜のスコアをきれいに裏返しての快勝となった。

　中嶋聡監督（54）との試合後の一問一答は以下の通り。

　――きのうの悔しさを出してくれた。

　「まぁ、あのー。1―0も8―0も負けは負けですし、勝ちは勝ちですし。その点ではしっかりと切り替えてくれたのかなと思いますけど」

　――宮城が良い流れを。

　「うん。そうですね。リズムも、しっかり攻めた投球でしてくれたと思うんですけど」

　――広岡を起用した思い、意図は。

　「そんなん、いうわけないじゃないですか」

　――宮城は走者を出しても粘り強く。

　「うん。ですね。ピンチは必ず来るんでね、そこで粘れるか粘れないかの差だと思いますし、しっかり粘ったと思いますけど」

　――広岡が突破口を開いた。いい働き。

　「はい。そのまんまです」

　――西野も。

　「そのまんまです」

　――先制点が大事。

　「（初戦で）負けてる分、最初の点がほんとにほしいですし、それでどんどん動いていくというのもあるんでね、西野のヒットは大きかったと思います」

　――中川、頓宮にも安打が出た。

　「まぁ、みんな1本ずつ本当は打ってほしいんですけど。ちょっとずつ。硬くなっている訳じゃないんですけどね、その点では気が楽になるんじゃないですか」

　――いい勝ち方。

　「こんな展開になるのは、きのうもきょうも本当に珍しいと思うんで。それはもう考えないほうがいいと思う。僅差（きんさ）のゲームになってくるという考えしかないです」

　――一日空いてビジターの甲子園。また切り替えて。

　「まぁ、違う球場なんでね。切り替えな無理やと思う」