“成績にちなんだ暴れ方を”の阪神・ミエセス 6・7以来のビッグアーチで存在感

[ 2023年9月21日 22:14 ]

セ・リーグ   阪神3-5巨人 ( 2023年9月21日    甲子園 )

<神・巨> 9回無死、中越えソロを放ったミエセス(右)は糸原とポーズを決める(撮影・大森 寛明)
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 阪神が21日の巨人戦に敗れ、同戦の連勝が4でストップした。

 ただ、0-5の9回に意地を見せた。打線は巨人先発の赤星相手に8回まで6安打無得点と沈黙したが、9回に代打・ミエセスが5号ソロを放ち、さらに佐藤輝が21号2ランで続くなど大勢を降板に追いやった。反撃及ばず、逆転までは至らなかったが、虎党が留飲を下げる場面となった。

 ミエセスは、6月7日の楽天戦以来となる5号。打球速度171キロで、角度26度、飛距離127メートル、バックスクリーン左へのビックドライブとなった。

 リーグ優勝を決めた際のビールかけ祝勝会で「ミエちゃん、きょうは主役ちゃうよ。成績にちなんだ暴れ方してください」と岡田監督から珍言も飛び出したが、ミエセスは大仏のかぶりもので大暴れし、マイクを持って「そんなのかんけいねー」とパフォーマンスしたが、この日の一発で存在感を見せた。

 ▼阪神・ミエセス「いつもどおりを心がけて準備していた。打ったのは狙っていた球で感触は良かったし、いい打席になった。その後ろが続いた?みんなからもいい刺激をもらっている。残り試合だけじゃなく、プレーオフもある。開幕からみんながいい準備をしてきたので、それを継続していきたい。少ないチャンスしかないが、それでもチームメートを応援しているし、その中で自分にチャンスがきたらしっかりと仕事をしたい」

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