レイズの主砲アロザレーナが大谷、由伸を語る おなじみの腕組みポーズは「大谷が“一緒にしよう”と」

[ 2023年9月21日 14:18 ]

インタビュー後に恒例の腕組みポーズを決めるアロザレーナ(撮影・柳原 直之)
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 レイズのランディ・アロザレーナ外野手(28)が20日(日本時間21日)、本拠地エンゼルス戦前に日本メディアのインタビューに応じた。19日に右肘の手術に成功したエンゼルスの大谷翔平投手(29)や、今オフにポスティングシステムでメジャー挑戦する可能性があるオリックスの山本由伸投手(25)について語った。

 ――大谷が19日に右肘手術に成功。今季残り試合の欠場が決まったが44本塁打、10勝など今季の投打での活躍をどう見たか。
 「彼はスーパースターだ。史上最高の選手の一人であることは全世界が知っていること。手術がうまくいったことを心から願っている。このようなケガが起こったのは残念だ」

 ――「打者・大谷」の凄さはどんなところか。
 「彼は非常に優れた打者。特に本塁打の打球が逆方向(左方向)が多いように思える」

 ――2度目のMVPを獲得すると思うか。
 「MVPだと思う。ケガのせいで、他の選手が出てくる可能性があり、少し厳しくなる可能性もあるけど、彼はスーパースター。今年だけでなく、来年もその後も受賞できると思う」

 ――これまで大谷と会話はあったか。
 「話したことはなかったけど(メキシコ代表の一員として出場した)3月のWBCでばったり会って1対1で話した。聞いたところによると、彼はとても良い男。とても礼儀正しくて、多くのチームメイトや多くの選手が彼のことを尊敬している」

 ――WBCや今夏の球宴では大谷と互いに腕を組むポーズをして写真を撮るなど交流を深めていた。
 「WBC準決勝のメキシコ対日本戦の試合開始前にベンチ前で全選手の発表と紹介が行われている時、私たちは顔を合わせた。(その時に腕を組むポーズをした)。今夏の球宴で私たちが会った時に、彼はそのことを思い出したと思う。それで彼が私に“一緒にこの腕を組むポーズをしよう”と言った」

 ――準決勝の2番手で登板した山本(オリックス)は今オフにメジャー挑戦する可能性がある。スプリットを捉えて左翼線二塁打を放ったが、印象は。
 「彼が本当に良いスプリットを投げていたことを覚えている。他の日本の投手も含めて彼らは大リーグでプレーする資格があると思う。そして、彼らがもっと簡単に大リーグに来られるようになればいいのにとも思っている。先発投手の佐々木(ロッテ)も素晴らしい投手だった」

 ――山本はメジャーで何勝くらいできそうか。
 「分からないが、彼は間違いなく投手としての質を持っており、米国に来たときにどのように適応しなければならないかを知っているだろう」
(セントピーターズバーグ・柳原 直之)

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