巨人・原監督「もう両軍とも総力でしょ」 両軍とも全9投手投入、4時間44分の死闘制す

[ 2023年7月5日 23:22 ]

セ・リーグ   巨人7―6中日 ( 2023年7月5日    バンテリンD )

<中・巨>延長の末に勝利しナインを迎える原監督(中央) (撮影・奥 調)
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 巨人は中日戦(バンテリンD)で4点リードを追いつかれるも延長12回に梶谷の2点適時打で勝ち切り、延長戦は1分けを挟んで6連勝となった。

 初回に岡本和の3年ぶりプロ2本目となる満塁弾でいきなり4点を先制。だが、先発左腕・グリフィンが5回に追いつかれ、5―5のまま延長戦に突入。

 巨人、中日ともベンチ入りした全9投手が登板する総力戦となったが、最後は34歳のベテランが通算1000試合出場を自らの決勝打で飾り、4時間44分の死闘に決着をつけた。巨人23選手、中日24選手と両軍合わせて47選手が出場。巨人14安打、中日12安打と両軍合わせて26安打の熱戦だった。

 試合後、原辰徳監督(64)との主なやりとりは以下の通り。

 ――総力戦で投手がよくしのいだ。

 「まあね、もう両軍とも総力(戦)でしょ」

 ――最後はラストのビーディに託した。

 「最後の力を振り絞ったということでしょうね。そういうふうに(田中)千晴もいい経験をしたと思いますね。ボールそのものは非常に良くなっていますね」

 ――岡本が大当たり。

 「いやいや、そう思いますが」

 ――死球は。

 「大丈夫だと思いますが、はい」

 ――8回にマウンドへ。高梨に続投を?

 「ううん(否定)。続投は続投なんだけど、どういうふうに攻めるかというところですね」

 ――梶谷がよく。

 「そうですね。ワンアウト二塁三塁、ツーナッシングというところで勝負でしょうね」

 ――大城には打たせた。

 「ノーアウト一塁二塁というのはもちろんバントというのはセオリーではあるけれどもね、優しくはないですよね。タクに懸けたということですね」

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