カブス・鈴木誠也 三塁打を含む今季16度目のマルチ スランプを完全に脱した

[ 2023年7月5日 08:27 ]

ナ・リーグ   カブス7-6ブルワーズ ( 2023年7月4日    ミルウォーキー )

<カブスーブリュワーズ>2回、鈴木誠也は三塁打を放つ(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)が4日(日本時間5日)、敵地でのブルワーズ戦に「5番・右翼」で先発出場。今季16度目のマルチヒットを決めた。

 2回の第1打席で2球目を痛打し、右中間への三塁打。これが7試合、25打席ぶりのヒット。三塁へのヘッドスライディングには気合がこもっていた。これで心の重しが取れたか、3回の第2打席も中前打。5回の第3打席は二直だが悪くない当たりだった。8回の第4打席は中飛。抑えのアルゾレーが打ち込まれ、延長に入った10回の第5打席は四球を選んだ。チームは延長11回に勝ち越し、7-6でブルワーズを振り切った。

 6月は20試合で79打数14安打の打率・177、本塁打0と不振をきわめた。3日(同4日)は3試合ぶりのベンチスタートとなり、守備固めとして出場。8回に打席に立ったが空振り三振に終わっていた。久々のヒットで流れが変わったことは間違いない。スランプを抜けた鈴木への期待は大きい。

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