巨人・原監督 死球交代の岡本和について「大丈夫だと思いますが」 3年ぶり満弾含む4安打4打点

[ 2023年7月5日 23:39 ]

セ・リーグ   巨人7―6中日 ( 2023年7月5日    バンテリンD )

<中・巨>12回、岡本和は死球を受ける (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人の主砲・岡本和真内野手(27)が中日戦(バンテリンD)で3年ぶりの満塁弾を含む4安打4打点と大当たり。延長12回の第6打席では右手に死球を受けて途中交代となったが、原辰徳監督(64)は「大丈夫だと思いますが」と“問題なし”を強調した。

 「4番・三塁」で先発出場した岡本和は、無死満塁で入った初回の第1打席で、3月のWBCでともに世界一を味わった相手先発右腕・高橋宏斗投手(20)の真ん中にきたスプリットを左翼スタンドへ運ぶ先制の19号。8試合ぶりの一発は2020年8月1日の広島戦(東京D)でケムナから放って以来3年ぶりプロ2本目となる満塁弾で、チームでは大城卓、丸に続いて今季3本目となった。

 交流戦では全18試合に出場して8本塁打、19打点と堂々の2冠。打率も12球団2位の.383と驚異的な数字を残し、文句なしの交流戦MVPに選出された。坂本が離脱した6月24日以降、試合前までの7試合で24打数4安打の打率.167といきなりの打撃不振に陥っていたが、この一発で完全にお目覚め。

 2回の第2打席は三邪飛だったが、それ以降は中前打、左前打、左前打と打ちまくり、9回の時点で5打数4安打4打点。2本塁打した5月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来25試合ぶり今季6度目の猛打賞としていた。

 5―5のまま迎えた延長12回には先頭の秋広が相手9番手右腕・祖父江から中前打を放ち、無死一塁の場面で第6打席へ。だが、5球目の148キロシュートが右手の甲付近を直撃した。死球で一度は一塁に歩いたが、代走・若林が出されて交代。結局、このあとに梶谷の2点適時打が出て勝ち切った。

 試合後、岡本和の復調を喜んだ原監督。死球の影響を聞かれると「大丈夫だと思いますが、はい」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月5日のニュース