イニング間はチョコで“もぐもぐタイム” 広島・床田がチーム単独トップ7勝目

[ 2023年7月5日 05:00 ]

セ・リーグ   広島9ー1阪神 ( 2023年7月4日    マツダ )

<広・神> お立ち台で笑顔の床田(左)と西川(撮影・大森 寛明)
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 広島の先発・床田は味方の援護も力に変え、7回7安打1失点の好投でチーム単独トップとなる7勝目を手にした。

 「楽に投げられた。そこまで点差を気にすることなく先頭打者ををしっかり取ろうと思って投げた」

 初回、1死一、二塁のピンチを背負ったが、大山の中堅方向への飛球を秋山がフェンスにぶつかりながら好捕。続くノイジーを右飛に抑えて無失点で切り抜けると、リズムに乗った。ツーシーム、パームボールなどの変化球も駆使し無四球。要所ではコースの厳しいところを狙った投球で7奪三振と持ち味を発揮した。

 「最近は左打者の内角に真っすぐを投げていなかった。それが逆に良かった」

 この日の広島の最高気温は30度を超えた。床田は疲労で足がつらないようにと昨季から糖分補給として、チョコレートをベンチに持参。イニング間に毎回2、3個食べてパフォーマンスの維持につなげている。“もぐもぐタイム”の効果もあってか、4試合連続で7回以上の投球回を確保。6連戦の先陣で、しっかりと先発の役割を果たした。(長谷川 凡記)

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