【阪神・大山が激白(1)】相手捕手に“コイツ、何を考えてんのかな”と思わせることが大事

[ 2023年6月20日 06:30 ]

阪神・大山
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 阪神・大山悠輔内野手(28)がスポニチの独占インタビューに応じ、4番打者としての覚悟を激白した。チームトップの39打点と7度の勝利打点を記録し、貯金14で首位に立つチームをけん引。「何を考えているか分からない打者」を理想像の一つに挙げ、“大山流”の「4番道」について言及した。今季は全試合で打線の中心に座る大砲が「アレ(優勝)」へ向けた熱い思いも明かした。<取材・構成 倉世古 洋平、八木 勇磨>

【阪神・大山が激白(1)】

 ――今季はチーム全体で四球が多い(12球団最多235個)。大山選手も自己最高ペース。ボール球を振らなくなった理由は。
 「今年は“3ボール2ストライクをしっかり意識しよう”というチーム方針がある。そのカウントから(ボール球を振らずに)出塁できれば、相手に球数を投げさせられる。さらに四球は得点になりやすいイメージもある。選ぶことの大切さを凄く感じています。それは、消極的とはまた違いますけど」

 ――ボールを見極められていることが打撃にどう生きているか。
 「読みというか、投手と捕手の(配球の)傾向、アウトカウント、走者の位置、点差、それまでの自分への配球パターン…。いろいろなシチュエーションを考えながら(打撃を)できていますね。でも、本来は初球からどんどん仕掛けるタイプなので、長所を消さないようにしたい。時には初球から打つことも大事ですし、相手捕手に“コイツ、何を考えてんのかな”と思わせることが大事だと思うので」

 ――実際、他球団から“何を考えているか分からない”という声を聞く。
 「それはプロ生活7年の中で見つけたものもありますし、先輩方から学んだ部分もあります。これから先、もっといい方法が見つかる可能性もあるので、まだまだレベルアップするために、もっと勉強していきたいです」

 ――試合終盤で大きい打球や安打が出ていると感じる。4番の責任感がそういう打撃をさせているのか。
 「4番だから、というのはないです。周りから“4番、4番”と言われますけど、試合になれば勝つためにどうするかを常に考えるだけなので。周りが“4番、4番”と言い過ぎなのかな、と。でも、決めるべきところは決めないといけない。状況に応じて、頭の整理ができていると思います。そのおかげで、いい意味で冷静に、落ち着いて打席に入れていると思います」

 ――岡田監督は、大山選手を4番に決めた理由として、周囲の評価や姿勢を挙げた。
 「(姿勢や取り組みは)言われたからやっていることではありません。僕自身が“これをしっかりやろう”と決めてやっていることなので。でも、監督が決めたからには、4番のポジションをしっかり務めないといけないという意識はあります。“4番、4番じゃない”と口では言っていますけど…。でも中心にいる気持ちはあるので。その意識が崩れると絶対にダメなので、いい意味でプレッシャーを感じながら、一日、一日をプレーしています」=(2)に続く=

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