エンゼルス売却中止 大谷の去就を専門家が分析「長期大型契約を結ぶ可能性が格段と上がった」

[ 2023年1月24日 17:13 ]

昨季最終戦を終え笑顔でベンチを後にする大谷
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 大リーグジャーナリストのAKI猪瀬氏が24日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)の取材に答え、大谷翔平投手(28)が所属する大リーグ・エンゼルスが球団売却中止を発表したことについて解説した。

 アート・モレノオーナーは23日(日本時間24日)、発表した声明文の中で、「このプロセスの中で我々はやり残したことがある。チームの将来とファン体験にポジティブな影響を与えられることを感じている。このオフシーズン、我々は球団記録となる選手給与を約束し、ファンのためにワールドチャンピオンを取り戻す目標を立てたいと考えている。我々はエンゼルスの野球の次の章に興奮している」と述べ、球団所有権を継続する方針を示した。

 球団側の動きについて、猪瀬氏は「最初は“え?どういうことだろう”と一瞬、理解に苦しみましたが、大谷選手はエンゼルスと長期大型契約を結ぶ可能性が格段と上がったという感じですね」と推測。シーズン終了後にFA権を取得する大谷を引き留めるため、エンゼルスが長期契約を提示する可能性に言及した。

 米メディアの報道では、大谷のドジャース移籍が取り沙汰されているが、猪瀬氏は「モレノさんは大谷選手のことを非常に気に入っています」と、大谷に対するオーナーの愛着を指摘。「(契約総額で)600億円とか700億円と言われているんですが、長期大型契約を提示して、それを大谷サイドがのむんじゃないかなと僕は予想はしています」と、自身の見解を語った。

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2023年1月24日のニュース