NPB　今季から「大谷ルール」導入正式決定　DH制のパ・リーグで

NPB・井原敦事務局長
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　日本野球機構（NPB）と12球団は23日、実行委員会を開き、指名打者（DH）制で先発投手が降板後もDHで継続出場できる「大谷ルール」を今季から導入することを正式決定した。NPBの井原敦事務局長は「（18日の）監督会議でも説明しましたが、大谷ルールの適用を改めて確認しました」と語った。

　DH制はパ・リーグだけとはいえ、日本ハムのドラフト1位・矢沢（日体大）なら先発からDHとフル回転が可能。投げては最速152キロ、打っても4番を務めていた二刀流が、新庄監督の采配で本家に続く輝きを見せるかもしれない。

　また、新たな感染予防ガイドラインについて話し合った。キャンプでは昨秋に続き選手、関係者への定期検査を廃止し、ファンサービスの制限も緩和する方針。感染症法上の「5類」に移行されればガイドラインは撤廃するが、出場選手、外国人選手の登録枠を拡大する特例ルールは継続する。同事務局長は「このタイミングだとチーム編成に関わってくる」と説明した。