ヤクルト・清水 守護神へ米びつトレで“指力”アップ 「球速以上のボールが投げられる」

[ 2023年1月24日 04:40 ]

ヤクルト・清水
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 ヤクルト・清水が「指力(しりょく)」アップで守護神の座を手に入れる。文字通り指の力のことで、オフの強化ポイントに設定。「球速も上がると思いますし、球速以上のボールが投げられると思っている」と鍛えてきた。そのために導入したのは「ライスグリップ」という練習法。米びつの中に手を入れ、米を握る動作を繰り返す。工藤公康氏が現役時代に行っていたトレーニング法でDeNA・山崎も実践。一見地味だが、「数セットで指が本当に開かなくなる」と毎日、1分間で区切って2、3セット課してきた。

 リリース時にボールが指から離れる瞬間に力がしっかりと伝われば、回転数が増え、球速が上がる。神宮外苑でキャッチボールなどを行った右腕は「(指の)食いつきが違う。最後、縫い目に自分の指がちゃんとくっついているなという感覚」と実感。キャンプでも続ける方針。2年連続で30セーブ以上を挙げたマクガフが退団。3年間で108ホールドを誇る男が試合を締めるマウンドを目指す。(青森 正宣)

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2023年1月24日のニュース