日本ハム・清宮 内藤大助氏のチャンピオンベルト見て刺激 3年ぶり「応援大使」で豊浦町訪問

[ 2022年11月26日 06:00 ]

内藤大助氏の写真の横で打ち合いのポーズを作る(左から)谷内、清宮
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 日本ハムは25日、「北海道179市町村応援大使」で各選手が12市町村を表敬訪問した。過去2年はコロナ下で現地訪問を自粛していたため、10年計画の最終年に3年ぶりの選手の現地訪問が実現。豊浦町には谷内亮太内野手(31)と清宮幸太郎内野手(23)が訪問した。

 ショーケースに飾られたチャンピオンベルトに清宮の血が騒いだ。ボクシングのWBCフライ級元王者・内藤大助氏(48)を生んだ豊浦町の道の駅を見学。内藤氏の栄光を称える展示コーナーの前で、谷内に右ストレートを浴びせるポーズを披露し「来年は新球場で“チャンピオンスピリッツ”で戦いたい」と意気込んだ。

 3年ぶりの応援大使を心から楽しんだ。同町の特産品のホタテに、フライ級元王者の内藤氏をかけた「ホタテフライ」に舌鼓。トークショーのステージでは「世界ホタテ釣り選手権大会」のエキシビションマッチにも参加した。3分間で15枚の世界記録には程遠い7枚で終わり「ホタテも人を見ているのかな」と苦笑いだった。

 応援してくれるファンと直接交流する貴重な機会だった。清宮自身はプロ2年目の19年を最後に、コロナ下で訪問できていなかった。地元の小学校3校を訪問し、女子児童からは「おばあちゃんが“来年、期待しているから頑張ってね!と言っていたよ」と“伝言”も授かり「うれしい。頑張るね」と、笑顔で答えた。

 トークショーでファンから来季の目標を聞かれた清宮は「勝つことが最高のプレゼントになる。新球場1年目でリーグ優勝、日本一が最高の景色。みんなと一緒に優勝を目指したい」と力強く宣言した。ファンの声援は何よりの活力。王者を生んだ町で英気を養い、来季こそチャンピオンを狙う。(清藤 駿太)

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