「サイ・ヤング賞より本塁打王」「シフト禁止は大谷にも恩恵」エンゼルス番記者がトークイベントで語る

[ 2022年11月26日 17:06 ]

自著「SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男」のPRイベントに登場したジェフ・フレッチャー記者
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 エンゼルスの地元紙「オレンジカウンティー・レジスター」でエ軍担当歴10年のジェフ・フレッチャー記者が、東京都内でトークイベントに登場した。今年7月に「SHO―TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男」(徳間書店)を出版し、今回が初来日。メジャー1年目から取材する大谷の進化や、今後について語った。

 ファンとの質疑応答では、「近い将来、サイ・ヤング賞と本塁打王を両方獲得することは可能か?」と問われる場面も。これには「可能性はあるが、サイ・ヤング賞はもの凄く難しい。今は中5日で投げており、中4日で同じ成績を残している投手がいれば、多くイニングを投げている投手が選ばれる」と回答。続けて「その点で言えば、本塁打王の方が可能性が高い。(ヤンキースからFAの)アーロン・ジャッジがナ・リーグの球団に移籍するかもしれないし」とした。
 また、来季のさまざまなルール変更が与える影響についての質問にも回答。投球間隔を15秒に制限されることには「大谷は間を取るタイプだから影響するのは確かだが、当然適応してくるだろう」とし、「内野の(極端な)シフト禁止によって、大谷に限らず左打者には恩恵があるだろう」と予想した。

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2022年11月26日のニュース