オリックス王手!26年ぶりの“日本一確率”74%!3戦未勝利から驚異の3連勝

[ 2022年10月29日 21:44 ]

SMBC日本シリーズ2022第6戦   オリックス3―0ヤクルト ( 2022年10月29日    神宮 )

<ヤ・オ>6回、杉本の適時打で生還した太田を迎える中嶋監督らオリックスベンチ(撮影・白鳥 佳樹)
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 オリックスが3連勝で26年ぶり5度目となる日本シリーズ制覇に王手をかけた。2勝2敗1分けえ迎えた第6戦は、杉本の先制打や山崎福の快投などで快勝。3戦未勝利からの逆襲3連勝でついにヤクルトを追い詰めた。30日の敵地・神宮で昨年2勝4敗のリベンジを果たす。

 どちらが勝っても王手がかかる第6戦は、ヤクルトは小川、オリックスは山崎福が先発。互いに譲らず5回まで0―0だったが、6回にオリックス・杉本が均衡を破る先制打。9回にはヤクルト守備のミスも絡み大きな2点を加点。6回から宇田川、平野、山崎颯、ワゲスパックの計5投手継投でヤクルト打線を0点に封じ、オリックスが3戦未勝利からの3連勝で日本一に王手をかけた。

 過去のシリーズで2勝2敗(引き分けありのケースも含む)から王手をかけたチームは27チーム。その内、20チームがシリーズを制しており、日本一確率は74%となる。仮に両軍が3勝3敗1分けの五分で30日の第7戦を終えた場合は、翌31日に神宮で西武―広島が戦った1986年以来36年ぶり史上2度目の第8戦突入する。

 ▽日本シリーズ要項(抜粋)
 (1)試合方式 7試合制。どちらか一方のチームが4勝した時点で終了。サスペンデッド・ゲームは行わない。
 (2)延長 第7戦までは延長12回で打ち切りとし、第8戦以降は延長回の制限を設けない。
 (4)第8、9戦 引き分け試合があったことで第7戦でも優勝が決定しない場合、翌日に神宮で第8戦。さらに第9戦が必要な場合には1日移動日を設け、オリックスのホームで行う。

 オリックスの前回の日本シリーズ制覇は、中嶋監督がまだ現役でマスクをかぶっていた1996年以来26年ぶり。ヤクルト相手には1978、1995、2021年に敗れたリベンジとなる。

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