大谷翔平 2試合連続安打マーク ヒヤヒヤ…エンゼルス連敗ストップ!大乱闘後初めての“因縁対決”制す

[ 2022年8月6日 14:45 ]

ア・リーグ   エンゼルス4ー3マリナーズ ( 2022年8月5日    シアトル )

<マリナーズxエンゼルス> 8回、大谷はサード内野安打を放つ(撮影・大森  寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は5日(日本時間6日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。今季初の1試合4三振を喫するも、第4打席に内野安打をマークした。

 エンゼルスは、3-0で迎えた9回に4番手右腕・チャベスが同点に追いつかれた。試合は延長戦となったが、10回1死三塁、1番・ウォードの右犠飛で勝ち越しに成功。5番手右腕・ハーゲットが10回を締めて逃げ切った。

 大谷は“難敵”に苦しんだ。相手先発はメジャー通算70勝、昨季13勝7敗、防御率2・84の好成績でサイ・ヤング賞を受賞したレイ。今季も8勝8敗、防御率4.11と安定感を示している左腕を攻略することはできなかった。初回1死からの第1打席、3回1死一塁からの第2打席、6回無死からの第3打席と3打席連続三振。延長10回2死からの第5打席も三振に倒れ、20年8月30日のレッドソックス戦、21年7月17日のマリナーズ戦以来、メジャー3度目の1試合4三振を喫した。1-0の8回1死一塁、2番手・スワンソンから三塁内野安打を放ち、2試合連続安打は記録したが、全体的には不本意な打席内容に終わった。

 6月26日(同27日)にアナハイムで行われた同カードでは、死球を巡って両軍入り乱れての大乱闘となった。試合は約17分中断となり、両軍の監督(エンゼルスは代行監督)ら計8人が退場処分。エ軍の救援右腕のアーチー・ブラッドリー投手が右肘を骨折するなど、負傷者も出ていた。因縁残る相手との試合を接戦で逃げ切り、連敗を2で止めた。

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