120日ぶり先発の阪神・藤浪は6回1/3を5安打2失点 巡ってきたチャンスを生かす 

[ 2022年8月6日 20:38 ]

セ・リーグ   阪神―広島 ( 2022年8月6日    マツダ )

<広・神>7回1死一塁、会沢に四球を与え、降板する藤浪(撮影・平嶋 理子)
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 阪神・藤浪が4月8日広島戦(甲子園)以来、120日ぶりに先発し、6回1/3を5安打2失点と好投した。

 初回、野間に一塁内野安打を許し、2死三塁を招いたものの、4番のマクブルームを空振り三振。2回も2奪三振を奪うなど150キロ台の直球を序盤から連発した。3回にはこの試合2個目の死球をマクブルームに与え、続く坂倉に左前へ運ばれて一、三塁。それでも、西川を二塁併殺の1点に抑え5、6回もスコアボードに「0」を刻んだ。

 7回は先頭の西川に中前打を許し、続く小園は二ゴロに封じたが、100球を超えた会沢の打席でこの試合初めて四球を与えて岩貞に交代した。

 右腕は今季、2年連続で開幕投手の大役を務めた。しかし、自身も4月中旬に陽性になり離脱。以後、中継ぎへの配置転換を経験した。今シーズンの開幕投手を任された12球団の投手で、白星を挙げていなかったが、巡ってきたチャンスを生かした。

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