阪神・近本「今永をどう打つかしか考えていない」 再開初戦の17日DeNA戦に照準

[ 2022年6月15日 05:15 ]

アップをする阪神・近本(撮影・平嶋 理子)
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 リーグ戦再開の3日前の時点から、阪神・近本はDeNAのエースのことを考えていた。

 「今永をどう打つかしか考えていないですね」

 初戦の17日に登板が予想され、7日の日本ハム戦でノーヒットノーランを達成したサウスポーに、昨季は7打数4安打、1本塁打の好相性を誇った。今季は初対戦で、「どう打とうかな」と頭の中で策をめぐらせた。リーグ最多の76安打を放ち、自己最多タイの14試合連続安打中の好調さなら、不安材料はないはずだ。

 1日の西武戦から3番に定着するとともに、打撃の調子も上向いてきた。走者を還す役割に、「勝敗を握っているというのはスゴく楽しいと思う」と語り、指定席だった1番とは違ったやりがいを感じている。井上ヘッドコーチも「3番近本、4番(佐藤)テル、5番(大山)悠輔が活発だとチームの勝利にも近づく」と信頼を置く。脚を痛めたマルテの復帰まで、このクリーンアップの並びは崩れなさそうだ。

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2022年6月15日のニュース