ソフトバンク・松田　復調告げる勝ち越しの走者一掃三塁打

パ・リーグ   ソフトバンクーオリックス （ 2022年4月7日    ペイペイD ）

＜ソ・オ＞6回、3点適時三塁打を放つ松田（撮影・岡田　丈靖）　　　　　
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　熱い男が渾身の一振りで球場に興奮を呼び起こした。2－2の同点とした直後の6回1死満塁、「6番・一塁」でスタメン出場した松田が右中間に走者一掃三塁打。貴重な勝ち越し点を奪い、チームに流れを引き込んだ。

　やはり頼れる男だ。前日に開幕からの連勝は8でストップ。さらに、この日は開幕から全8試合で3番を務めてきた柳田が左肩鍵盤炎のため出場選手登録を抹消された。漂う暗雲を振り払ったのが松田だった。

　1－2と逆転を許した直後の6回1死満塁。中村晃が押し出し四球を選んで同点とすると、松田も確実に続いた。カウント0－1からのカットボールをとらえ、右中間を深々と破った。三塁に到達した松田は何度も何度も手を叩き、喜びを表現した。

　試合前までの打率は13打数1安打の・077。2回1死一塁から開幕戦以来、11打席ぶり安打となる左前打を放ち、6回には勝ち越し打。今季初の複数安打を放つなど、確実に調子を上げてきた。