巨人・堀田 4回4失点で降板、プロ初登板から2連勝ならず OP戦から17イニング目で初被弾&初失点

[ 2022年4月7日 19:41 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年4月7日    マツダ )

<広・巨>2回、汗を拭いながらベンチへ戻る堀田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の3年目右腕、堀田賢慎投手(20)が広島戦(マツダ)でプロ2度目の先発登板。4回5安打4失点で降板し、プロ初登板初先発初勝利からの2連勝を逃した。

 味方打線に初回2点を先制してもらったものの、その裏だった。1死から菊池涼にスライダーを中前打されると、2死一塁から4番に座る新助っ人マクブルームに投じた1ボールからの2球目、ほぼ真ん中に入った140キロ直球を左翼スタンドに運ばれ、あっという間に2―2の同点。これがオープン戦から17イニング目の初被弾&初失点となった堀田は、2回には先頭・長野に四球を与え、末包には直球を右前打されて無死一、三塁。この場面で上本を遊ゴロ併殺打に打ち取る間に勝ち越しを許した。

 初回18球、2回で42球、3回で61球と球数の増えた堀田は4回にも先頭の坂倉に内野安打されると、今季初スタメンだった長野にスライダーを左翼線二塁打されて4失点目。なおも2死二、三塁と続いたピンチは西川を空振り三振に仕留めて切り抜けたが、この回を最後に降板となった。

 堀田の投球内容は4回で打者19人に対して85球を投げ、5安打4失点。4三振を奪い、与えた四球は3つ、直球のMAXは2回に出た147キロだった。

 青森山田から2019年ドラフト1位で入団した堀田は1年目の20年に右肘手術を受けた関係で育成選手となったが、3年目の今季はキャンプで初の1軍スタート。3月11日に支配下選手契約を締結した。オープン戦では2度の先発を含む3試合に登板し、計10回を投げて5安打無失点。開幕ローテーション入りをつかんだ。プロ初登板初先発となった3月31日の前回登板は昨季日本一のヤクルト打線を相手に5回まで4併殺という堂々たる投球。6回5安打無失点の好投で初勝利を挙げた。

 ▼巨人・堀田 ボールが先行して球数が多くなり、苦しいピッチングになってしまいました。必要のない四球が失点につながってしまい粘りの投球が出来なかったです。

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2022年4月7日のニュース