ソフトバンク・田上が再び支配下登録 右腕の故障者続出でチャンス到来

[ 2022年4月7日 05:30 ]

ソフトバンク・田上奏大
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 ソフトバンクの高卒2年目の育成右腕・田上奏大投手(19)が、2度目の支配下登録をされることが、6日分かった。近日中に発表される。叔父が球団OB捕手の田上秀則氏。背番号は「156」から、再び叔父も着けていた「70」に戻る。これで今季支配下登録枠は68となった。

 履正社(大阪)3年春から投手に本格転身。20年ドラフト5位で入団し、投手経験を積むため昨年11月に支配下から外れることになり、12月に育成選手として契約。今季はウエスタン・リーグで開幕投手を務め先発として定着した。最速154キロの直球を武器に、ここまで2戦で10回を投げて9安打8三振1失点、防御率0.90と安定。再びチャンスをつかんだ。小久保2軍監督も先発ローテーションの軸として信頼を寄せている。

 昨秋の宮崎キャンプでも5度のブルペン入り。ケース打撃で最速151キロをマークするなど藤本監督にもアピールを続けている。5日に先発した石川が右足首違和感で、田中正が右肩違和感で離脱。右腕の故障者が多いだけに再アピールで1軍合流を狙う。

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2022年4月7日のニュース