巨人・原監督が第1クール総括「まあまあ、いいスタート」

巨人・原監督
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　巨人・原監督が、3日間のキャンプ第1クールを総括した。

　――第1クールが終わった。
　「まあまあ予定通りいっていると思います。S（スペシャル）班の連中も、リハビリ組もね。まあまあ、いいスタートは切っているんじゃないかなと思いますね」

　――坂本、菅野、中田らS班の選手に声かけをしていた。
　「いやいや、何かあるかというと、いやいや、ないと。あなたたちは頑張って、何もいうことはないと、しっかり調整して、今シーズン頑張ってくれと、こっちがお願いしました」

　――3日目には松坂大輔さん（本紙評論家）が視察し、若手投手にアドバイスも送った。
　「2人の中でずっと一緒に野球をやってきたわけではないけれども、でもどこかに信頼関係は僕はあると思っている。彼の突出した経験、実力、そういったものを少しジャイアンツにも注入してもらおうというところで話をしたところですね」

　――戸郷が変化球の握りを教わっていた。
　「戸郷は第3のボールというのが必要なピッチャーなんですよね。それで、真っすぐ、フォークというのは非常にいいものはある。第3のボール、スライダーの部分で、いいアドバイスになったみたいですよ。難しい言葉じゃないんだろうけど、でも、なんか言葉じゃない部分で非常にこう、戸郷は感じたみたいですよ。僕が印象に残っているのは“曲げようとするボールじゃないよ”というような言葉」

　――第2クールの狙い。
　「チームプレーとかサインプレーとか、そういうのも出てくる可能性はあるよね。少しずつページ数は増えていくでしょう」